ジーター氏、ウォーカー氏らが殿堂入り式典 ジョーダン氏も来た!約2万人が参加

[ 2021年9月10日 02:30 ]

米国殿堂入り式典に出席した(左から)デレク・ジーター氏、ラリー・ウォーカー氏、テッド・シモンズ氏(AP)
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 米国野球殿堂入りの式典が8日、ニューヨーク州クーパーズタウンで新型コロナウイルスのため2年ぶりに開催され、昨年1月に選出された通算3465安打のヤンキースの元主将デレク・ジーター氏(47)やロッキーズなどで通算2160安打のラリー・ウォーカー氏(54)ら4人が表彰された。

 式典は屋外で行われ、約2万人が参加。チーム一筋で5度のワールドシリーズ制覇に貢献したジーター氏は壇上のジョー・トーリ元監督に「チャンスを与えてもらい、信じてくれた」と感謝。「特別な存在だった」と言う同僚では、松井秀喜氏の名も挙げ「何が最優先かを気にかけることはなかった。それは勝利だ」と各選手の意識の高さを口にした。親友であるNBAのレジェンド、マイケル・ジョーダン氏らもスピーチを見守った。

 他にはカージナルスなどで通算2472安打のテッド・シモンズ氏(72)、FA制導入で選手の待遇改善に尽力した大リーグ選手会の元専務理事の故マービン・ミラー氏を表彰。今年は選出者がいなかった。

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