阪神・矢野監督が2軍降格の佐藤輝に示した親心「こういう経験があったからこそと後で言えるように」

[ 2021年9月10日 22:25 ]

セ・リーグ   阪神4ー1広島 ( 2021年9月10日    マツダ )

<広・神(17)>6回1死満塁、代打・サンズの適時打で生還した糸原(33)を迎える阪神・矢野監督 (撮影・奥 調)
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 阪神の矢野監督は、この日出場選手登録を抹消しプロ初の2軍降格となった佐藤輝について言及した。

 35打席連続無安打でファームへ行く背番号8に「何もへこむことなんかないし、まだまだ試合も続くし、あいつの野球人生なんてまだ第一歩踏み出したところなんだから」とエール。2軍で打席を多く踏ませる考えで「このままこっちに少ない打席で置いておくより、ファーム行って打席を多く立って、調子上がって早く帰ってくる方が本人のためにもなる」と説明。「こういう経験があったからこそと後で言えるように、そういう時間にしてもらえたら」と逞しくなって帰ってくることを願った。

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2021年9月10日のニュース