巨人・原監督 8試合連続勝ちなしも「これが勝負の世界」 今季初スタメン陽岱鋼には“手応え”

[ 2021年9月10日 22:14 ]

セ・リーグ   巨人1―10中日 ( 2021年9月10日    東京D )

<巨・中>ゲームセットと同時にベンチから引き揚げる原監督(撮影・森沢裕)
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 巨人は10日、本拠(東京D)での中日戦に1―10で敗れ今季初の5連敗。この日試合のなかったヤクルトに抜かれ3位に転落した。原監督は試合後、初回にいきなり初球先頭打者弾を浴びた高橋優貴投手について「うーん、まぁね、それはね、見た感じだね。なかなかフォローできませんね」とコメントした。

 原監督は高橋が2回以降に立て直してほしかったのかと問われ「そうですね」とひと言。昨日の勢いを持ち込みたかった打線も元気なく岡本和の36号ソロによる1点のみに終わり「和真だけだったね」と落胆した。

 それでも今季初スタメンとなった陽岱鋼については「まぁ、1本出たというところはいいと思いますよ。練習では非常にいい状態で来ていると思っているので」と“手応えあり”と感じたもよう。1番での起用は起爆剤としてかと問われると「うん、そうですね」と明かした。

 これでチームは1日ヤクルト戦(〇2―0)を最後に8試合連続勝ちなし(0勝5敗3分け)となったが「まぁ、勝負の世界…、いろんなことが起き得るんでね。そこはしっかり受け止めて、明日からまたっていうところですね」と切り替え。中田やウィーラーの状態が上がらないことに対して質問が飛ぶと「まぁ、個人的な名前を挙げるとね。彼ら2人だけではないよね」と答えた。

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