これが10連勝スマイル ハーラー独走13勝目のオリックス・由伸「粘り強く投げられたのも野手のおかげ」

[ 2021年9月10日 21:14 ]

パ・リーグ   オリックス7ー1西武 ( 2021年9月10日    メットライフD )

<西・オ(19)>自身10連勝のオリックス・山本はポーズを決める(撮影・小海途 良幹)
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 オリックス・山本由伸投手が6回無失点で、両リーグ単独トップの13勝目を挙げた。

 「立ち上がりからピンチを迎えてしまったし、あまりテンポのよくない投球になってしまったと思います。粘り強く投げることができたのも野手の方たちが得点を重ねてくれたおかげだと思います」

 毎回のように走者を背負っても、冷静だった。初回先頭の源田に左前打されるなど1死二塁を招いても動じない。森をフォークで遊ゴロに打ち取ると、続く中村にもフォークを投げ空振り三振だ。

 2回は先頭・外崎に粘られて12球を費やして四球。普通なら、嫌な空気が漂う場面だが、続く栗山をフォークで淡々と一ゴロ。山川、愛斗をいずれもフォークで2者連続空振り三振と要所を締めた。

 中嶋監督は、「きょうは珍しく力が入ったまま、だんだん抜けてきたのはありましたけどね。(打線の援護もあってリズムがよくなった)そうだと思います」と評価。6回107球での降板については、「それ(点差)もありますけど、ずっと長い回を投げての力投だったので、きょうは短いイニングになっちゃうかなと思っていましたので」と振り返った。

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2021年9月10日のニュース