中大エース温存で首位ガッチリ 石田裕が先発初勝利

[ 2021年4月30日 15:13 ]

東都大学野球・第5週第2日   中大3―1駒大 ( 2021年4月30日    神宮 )

<中大・駒大>力投する中大先発の石田裕(撮影・河野 光希)
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 おんぶに抱っこ、ではいけない。中大の2年生右腕・石田裕太郎は「いつも皆川さんの投球を見ている。負けたくない気持ちもあるし、少しでも疲労が残らないようにと思っている」。今季2勝目、先発では初勝利をつかみ「先発は難しい。この1勝は自信がつく」と喜んだ。

 26日の駒大1回戦まで、9試合中7試合に登板していたエース・皆川を温存できたことは大きい。6回2安打無失点の快投に、清水達也監督は「よく頑張ってくれた。6回まで投げてくれたのは大きかった」と称えた。

 7回からは大栄陽斗(2年)、西舘勇陽(2年)と継投でつなぎ、3―1で勝利。チームは開幕から5カードを終え、8勝2敗の首位に立っている。清水監督は「1週空くので、もう一回見つめ直して、残り2つを取っていきたい」と前を向いた。

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2021年4月30日のニュース