楽天3連勝!涌井、5回1失点でハーラートップ4勝目 打線爆発10安打8得点

[ 2021年4月30日 21:16 ]

パ・リーグ   楽天8-1ロッテ ( 2021年4月30日    楽天生命 )

楽天先発の涌井(撮影・篠原岳夫)
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 楽天先発の涌井は5回1失点の力投でハーラートップの今季4勝目をマーク。打線は太田の2安打3打点の活躍を含む10安打8得点で大勝し、チームは引き分けを挟んで3連勝で貯金を5とした。

 開幕3連勝で迎えた23日の西武戦では7回2/3を投げて、8安打2失点の好投も勝ち負けがつかなかった涌井が、今季6度目の先発登板。初回は3者凡退に抑えて順調なスタートを切ったが、2回は1死走者なしからレアードの右前打で出塁を許した。1死一塁から井上、エチェバリア、岡に3者連続四球を与えて押し出しで先制点を献上。

 2回裏に味方が逆転に成功して2―1で迎えた3回も先頭のマーティンに右前打で出塁を許す。その後2死一、二塁のピンチを招くが井上を右飛に打ち取って切り抜けた。4回は3者凡退に抑え、5回は2死走者なしから中村奨に三塁強襲の内野安打で出塁を許したが、続く安田を左飛で打ち取った。5回105球を投げて、3安打2奪三振4四球1失点で降板。涌井が降板後はブセニッツ、宋家豪、酒居と無失点でつなぎ、9回は西口が試合を締めた。

 打線は0―1で迎えた2回2死二塁で辰己が遊ゴロを相手遊撃手エチェバリアがファンブルし、二塁走者の岡島が同点のホームイン。2死二塁で、続く太田が一飛も相手の一塁手井上が落球し、その間に辰己が勝ち越しのホームを踏んだ。

 3回には2死二、三塁でディクソンの右中間への適時三塁打で2点追加。4回には太田の左中間への適時二塁打でリードを4点に広げた。5-1で迎えた8回にも岡島の右前適時打、太田の中前適時打で3点を追加した。

 ロッテは先発の中村稔が5回111球を投げて、7安打3失点で今季初黒星。打線も2回に押し出しで先制した1点しか奪えず敗戦した。

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