阪神ドラ6中野 エラー許して!!汚名返上ダメ押しマルチ!!

[ 2021年4月30日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神6ー2中日 ( 2021年4月29日    バンテリンD )

<中・神>9回1死三塁、中野は適時二塁打を放つ(撮影・坂田 高浩)
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 ダメ押しの一撃で存在感を示した。阪神のドラフト6位ルーキーの中野が9回、1点を追加し、なおも1死三塁から鈴木の143キロ真ん中カットボールを右翼フェンス直撃の二塁打。2回に自身16打席ぶり安打となる左前打を含めたマルチ安打でアピールした。

 「バッティングは、いい結果だったので良かったのかなとは思いますが…」

 歯切れが悪いのは守備で今季4つ目となる失策を犯したからだ。「8番・遊撃」で23日DeNA戦以来の先発を果たしたが、7回に先頭ビシエドのゴロをファンブル。そこから無死満塁とピンチが広がり1点を奪われた。代わったばかりの小林の足を引っ張ったことを悔やんでいた。

 「自分のエラーから失点してしまった。ショートを守るうえでは守備だと思うので、守備はしっかりやっていきたいと思います」

 木浪、山本との定位置争い。10日のDeNA戦から10試合連続で先発出場したものの最後は20日の巨人戦から4試合連続無安打で、再びベンチスタートに逆戻りしていた。汚名返上の適時打を含む「2安打」以上に「1失策」を猛省した。

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