亜大の2年生右腕はクセが凄い 市川がロングリリーフで初勝利

[ 2021年4月30日 12:46 ]

東都大学野球・第5週第2日   亜大2―0青学大 ( 2021年4月30日    神宮 )

<亜大・青学大>2番手として登板した亜大・市川(撮影・河野 光希)
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 球速は140キロ前後でも、バットの芯を外せば打たれない。亜大の市川大晴(2年)は0―0の3回からマウンドに上がると、4回2安打無失点の好救援を見せ、リーグ戦初勝利をつかんだ。「打者が頑張ってくれたし、自分だけの勝利ではない」と野手の援護に感謝した。

 生田勉監督は「独特のクセ球がある。真っすぐを投げてもカットしたり、社会人のチームとやっても結果が出ていたので、ある程度計算できるかなと。期待に応えてくれた」とねぎらった。常葉大橘出身の2年生右腕は「打者の反応を見ると詰まったりしているので、(クセ球は)自分の武器かなと思う」と胸を張った。

 高校、大学の先輩にあたる阪神・高橋遥人とは、実家が近所。昨年末に会う機会があり激励されたという。「気にかけてもらっている。遥人さんに追いつきたいと思って、背中を追ってきた」と憧れの投手を目標に、腕を振っている。(川島 毅洋)

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2021年4月30日のニュース