ロッテ新助っ人エチェバリア デビュー戦で痛恨の適時失策 メジャー屈指の守備力も…

[ 2021年4月30日 21:47 ]

パ・リーグ   ロッテ1―8楽天 ( 2021年4月30日    楽天生命パーク )

<楽・ロ>2回2死二塁、エチェバリアが辰己の打球をファンブル、同点になる(撮影・篠原岳夫)
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 ロッテ打線は2回、涌井から押し出しを含む3連続四球などで1点を先制したが、直後の守備で暗転した。

 今季2度目の先発となった中村稔は2死二塁で辰己を平凡なゴロに打ちとったが、この日から1軍昇格し「7番・遊撃」で来日初スタメンとなったエチェバリアがこれをはじいた。

 メジャー通算922試合出場のキャリアを誇り、メジャー屈指の守備力と評判で、試合前には「日本のグラウンドはとても軟らかい。重要なのは対応力。対応できると思っている」と自信を見せていたが、最初の守備機会で痛恨の適時失策を犯してしまった。

 同点となり、さらに2死二塁とピンチが続き、中村稔は太田を一飛でしのいだと思ったが、これも上空の風を読み切れずに一塁の井上が落球してしまった。

 これでリズムが崩れた中村稔は3回にも2点、4回にも1点を失った。5回5失点で降板し、「粘ることができなかった。しっかり切り替えて投げることができたらよかった」と反省する。

 エチェバリアは四球を一つ選んだが、デビュー戦は3打数無安打だった。助っ人について井口監督は「(打撃の)内容は悪くない。(守備は)ちょっとイレギュラーしたのもあったと思うので、そこは仕方ないと思う」と振り返っていた。

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2021年4月30日のニュース