智弁和歌山 劣勢はね返し4強で夏のシード権確保 エース中西が好救援「流れを呼ぶ投球ができればと」

[ 2021年4月30日 19:27 ]

春季近畿地区高校野球大会 和歌山県予選 準々決勝   智弁和歌山8―3田辺工 ( 2021年4月30日    紀三井寺 )

<和歌山春季大会 智弁和歌山・田辺工業> 7回から登板し、力投する智弁和歌山・中西 (撮影・平嶋 理子)                                            
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 智弁和歌山が田辺工を下し、夏の和歌山大会シード権をつかんだ。

 5回まで無安打で0―3とリードを許す苦しい展開も、6回に1点を返しなおも2死二、三塁から「4番右翼」の徳丸天晴(3年)が左前に2点打を放ち同点。直後の7回からは今秋ドラフト候補のエース右腕・中西聖輝が3番手で救援。「どうにかして自分が流れを呼ぶ投球ができればと思っていた」と2回2/3を無安打無失点に封じ、8回の5得点を呼んだ。

 中谷仁監督も「苦しい展開で点を取らせず、攻撃につなげてくれた」とねぎらった。

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2021年4月30日のニュース