楽天・涌井 自己最多タイ開幕5連勝!7回3安打1失点でファン沸かす 浅村は先制12号2ラン

[ 2020年7月29日 21:30 ]

パ・リーグ   楽天5―1ロッテ ( 2020年7月29日    ZOZOマリン )

<ロ・楽>汗を飛ばしながら力投する楽天・涌井(撮影・白鳥 佳樹)
Photo By スポニチ

 楽天が浅村の先制12号2ランなどにより5―1でロッテを下し、貯金を「3」とした。先発の涌井は7回3安打1失点の好投で5勝目。16年ロッテ時代に並ぶ自己最多タイの開幕5連勝を飾った。浅村は12球団一番乗りの40打点突破。本塁打ランキングでもトップの中田(日本ハム)に並んだ。

 楽天は初回、浅村の8戦ぶり12号2ランにより先制。1死一塁からロッテ先発・小島の真ん中やや高めにきた130キロのスライダーを強振。鋭い打球でレフトスタンドまで運んだ。浅村は34試合目で41打点到達。12球団一番乗りの40打点突破となった。

 2点の援護を受けた涌井は初回、2死走者なしからマーティンに6号ソロを被弾。真ん中に入った145キロのストレートを捉えられバックスクリーンまで運ばれた。それでも2回、3回と三者凡退。4回2死から安田の打球処理を後逸しランナーを背負うも、前日3本塁打を放った井上を空振り三振に抑えた。

 すると待望の追加点。5回は先頭のロメロが真ん中低めにきた138キロのストレートをジャストミート。バックスクリーンに飛び込む2試合連続の9号ソロを放った。ロメロは7回にも左中間を破る三塁打を放って無死三塁のチャンスを作ると、銀次の中犠飛で本塁に生還した。

 涌井は6回2死一、二塁とこの試合初めて得点圏に走者を背負うが井上を外角低めのスライダーで一邪飛に打ち取り無失点。7回3安打8奪三振と112球の熱投でファンを沸かせた。

 5―1とリードを広げた8回からは酒居が2番手としてマウンドへ。酒居は1死からあわや危険球という死球で中村奨を出塁させるも、マーティンを投ゴロ併殺打に抑え無失点。9回はブセニッツが無失点で締めた。

 ▼楽天・浅村(1回、12号先制2ラン)打ったのはスライダー。打てて良かったです。先制できて良かったです。

続きを表示

この記事のフォト

2020年7月29日のニュース