中日　今季4度目の零敗、1日で最下位逆戻り　打線沈黙　野村に今季初白星許す

セ・リーグ   中日0―2広島 （ 2020年7月29日    マツダ ）

＜広・中＞5回2死一塁、京田の守備妨害に審判に確認する与田監督（撮影・奥　調）
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　中日は打線が野村を攻略できず、今季4度目の零封負け。わずか1日で最下位へ逆戻りした。

　相手右腕に5回までは走者1人も出せず完全試合ペース。7回に大島、阿部の連打で無死一、二塁の好機をつくったが、ビシエドが三ゴロ併殺に倒れると、高橋も右飛。頼みの中軸が打ち取られ、唯一の好機もついえた。

　野村とは昨季までの4年間で20戦11敗4勝。相手右腕から見れば11勝を挙げた“カモ”である。この日もあっさりと天敵に今季初勝利を許してしまった。

　先発・松葉は野村に負けじと5回までわずか1安打と好投していたが、6回2死一塁から鈴木誠に決勝2ランを被弾。7回2失点ながら今季初黒星となった。