楽天・涌井 自己最多タイ開幕5連勝の要因は「先頭を出すことが少ない」、古巣本拠初登板「不思議な感じ」

[ 2020年7月29日 22:35 ]

パ・リーグ   楽天5―1ロッテ ( 2020年7月29日    ZOZOマリン )

<ロ・楽>試合後、ファンの声援に応える楽天・涌井(撮影・白鳥 佳樹)
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 楽天の涌井秀章投手(34)が古巣ロッテの本拠で7回3安打1失点8奪三振の快投。16年ロッテ時代に並ぶ自己最多タイの開幕5連勝を飾り「今年は先頭打者を出すことが少ないので、それがいい内容につながっているかと思います」と好調の要因を語った。

 この試合唯一先頭打者を出塁させた6回2死一、二塁の場面では前日3本塁打の井上をスライダーで一邪飛に打ち取り無失点。「あそこは集中できた。しっかり力を入れることが出来たし、結果的に三振取れれば良かったですけど打ち取れてよかった」と手応え。井上を3打数無安打に抑えられたことも勝ちにつながった。

 ヒーローインタビューでは「今日も浅村選手がホームランを打ってくれたので、いい先制点になりましたし、ロメロも打ってくれて、後半もしっかり点をとってくれていいゲームが出来たと思います」と仲間への感謝も忘れなかった。

 移籍後ZOZOマリンで公式戦初登板となったことには「不思議な感じがしましたけど、帰るベンチを間違えなくて良かった」とジョークを飛ばし球場の笑いを誘いつつ、「打線の援護がすごいもらえているので、いい気持ちで投げられているのもありますし自分自身すごい調整もうまくいっているので、このまま勝ち続けられればいいと思います」と自身初の開幕6連勝へ向け意気込んでいた。

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