東海大菅生 コールド発進、通算51発の杉崎は新フォームで2安打2打点

[ 2020年7月29日 15:22 ]

2020年夏季東西東京都高等学校野球大会 西東京2回戦   東海大菅生7―0駒場学園 ( 2020年7月29日    昭島 )

<東海大菅生・駒場学園>2安打2打点をマークした東海大菅生の4番・杉崎
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 東海大菅生が雨天による延期でようやく今大会初戦を迎え、駒場学園を7回コールドで下した。

 1年から4番に座り高校通算51本塁打を誇る杉崎成内野手(3年)は、3週間前の練習試合で右手首に死球を受け、打撃練習を3日前に再開したばかり。それでも打撃フォームを工夫して痛みの出にくいスイングにしたことで鋭く振り抜けるようになったという。

 初回は左前打、3回は右前適時打。8回にはコールドを決める犠飛を放った。昨秋は都大会3回戦でライバルの日大三に敗戦。「ホームランを期待されていると思って気負ってしまった。今大会はホームランも大事だけどヒットも大事」と意識も変わった。

 今後の進路は「大学に行きます」と明言。「4年後、プロになれるように頑張りたい。この夏は最後の舞台。東京1位になります」と力を込めた。

 若林弘泰監督は、夏の甲子園4強に進んだ17年夏の西東京大会初戦を振り返り「あの時もこの球場で、桐朋に3―2。当時を思い出した。甲子園が中止になったけれど、夏はいつもと一緒。最後まで勝ち抜く」と東京制覇を誓った。

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2020年7月29日のニュース