都武蔵野北の好左腕・一井 2日連続先発もコールド負け プロ志望から一転「勉強したくなった」と進学表明

[ 2020年7月29日 16:59 ]

2020年夏季東西東京都高等学校野球大会 西東京2回戦   都武蔵野北0―16日大桜丘 ( 2020年7月29日    府中市民 )

<都武蔵野北・日大桜丘>コールド負けも、2日連続で力投した都武蔵野北のエース一井
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 都武蔵野北のエースで好左腕の一井日向汰投手(3年)が、2失点完投した前日の明星学園戦に続き先発。雨による延期でハードスケジュールの中、3回まで無失点と粘った。しかし、4回につかまり、コールド負けを喫した。「昨日の影響はそこまでなかったと思うけれど、ストライクが入らなかった」と悔しそうに振り返った。

 いったんは一塁に退いたが、再度「投げたいです」と志願の登板。5回の最後の打者をこん身の直球で見逃し三振に仕留め「一番良いボールがいった」と意地を見せた。

 1メートル76で最速は138キロ。球速以上の重い直球が武器だ。学業優秀な一方で、一時はプロ志望届の提出も視野に入れていたが、試合後には「勉強したくなった。国立大を目指す」と進学する意向を明かした。

 「終わり方があまりよくなかったので、次のステップで頑張りたい」と見据えた。

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2020年7月29日のニュース