日本高野連 甲子園交流試合の開会式詳細など決定、開幕試合の2校で選手宣誓

[ 2020年7月29日 19:46 ]

甲子園球場
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 日本高野連は29日、大阪市内で「2020年甲子園高校野球交流試合」の第3回実行委員会を開催し、諸案件について審議。開会式、学校関係者の入場についての詳細を決定した。

 開会式は初日の8月10日に実施。第1試合の2校が招待校を代表して参加し、選手宣誓は両校主将が行う。同時にバックスクリーンのオーロラビジョンに参加32校の選手の集合写真などを映し出すことなども計画中。小倉好正事務局長は「今年1年、高校野球に携わってきた主将、チームの思いを発信してほしい。今までにない形だが、両校で相談して表現していただければ」と話した。

 原則無観客で、学校関係者の入場については野球部員、野球部員の保護者・家族(部員1人につき5人以内)、野球部指導者の家族(1人につき5人以内)、教職員のみ。日本野球機構(NPB)スカウトは1球団2人以内、大学・社会人・独立リーグは1球団1人までとし、事前申請が必要となった。

 なお教員、生徒に新型コロナウイルス感染者が確認された県岐阜商(岐阜)、花咲徳栄(埼玉)について同事務局長は「今のところ予定通り、出場する準備をしていただいている」と話した。

 ◇選手宣誓
 ▼大分商・川瀬堅斗主将 歴史に残る交流試合の選手宣誓を任せていただけることをとてもうれしく思います。感謝の気持ちをもって、全国の高校球児代表として堂々と選手宣誓をしたいと思います。

 ▼花咲徳栄・井上朋也主将 重要な役割をいただき、非常に光栄です。この状況で開催いただけることに感謝し、交流試合の開幕にふさわしい記憶に残る選手宣誓ができるよう準備したいと思います。

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2020年7月29日のニュース