中日・与田監督 振るわぬ打線に嘆き「点を取らないと」、松葉援護できず「責めるわけにはいかない」

[ 2020年7月29日 21:21 ]

セ・リーグ   中日0―2広島 ( 2020年7月29日    マツダ )

<広・中>5回2死一塁、京田の守備妨害に審判に確認する与田監督(撮影・奥 調)
Photo By スポニチ

 野村を攻略できず、今季4度目の完封負けを喫した中日・与田監督は「点を取らないと勝てない」と嘆いた。

 昨季も4敗を喫するなど、直近4年で20戦4勝11敗と苦手にしている天敵に8回までわずか4安打。指揮官は「良い投手なので、常に対策を練りながらコーチも指導していますけど、引き続きそれをやっていくしかない」と苦手意識の払拭を誓った。

 その上で、5回まで走者一人も出せない中、6回に京田が先頭でバント安打で出塁するなど、必死に塁に出ようという姿勢に「ああいう風な足を絡めるバントヒットも生まれたし、徐々にいいものが出てきている」と手応えも口にした。

 一方で7回2失点と好投しながら初黒星となった先発・松葉については「1軍に上がってきて、すべてのゲームで良く投げてくれています」と賛辞。6回に鈴木誠に許した一発が決勝点となり、浮いたチェンジアップを仕留められた左腕は「失投」と悔やんだが、指揮官は「あれは責めるわけにはいかない。すべて結果論で見るのもかわいそうですし、打った鈴木選手の力が素晴らしかった」と脱帽した。

続きを表示

2020年7月29日のニュース