ソフトB・中村晃 プロ13年目で初の1試合5打点「自分でも少し怖い」

[ 2020年7月29日 05:30 ]

パ・リーグ   ソフトバンク9―4西武 ( 2020年7月28日    ペイペイD )

6回2死満塁、左翼線に適時二塁打を放った中村晃(撮影・中村達也)
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 ギータが終われば次はアキラ。投手にとっては、一難去ってまた一難。ソフトバンク・中村晃が2018年8月1日西武戦以来の1試合4安打としプロ13年目で初の5打点をマークした。

 「そんなにうまくいかないと思っていて。出来過ぎで自分でも少し怖い。四球でもいいという気持ちがいい結果につながったかな」

 2回先頭で中前打を放てば3回1死一、三塁で右前適時打、3―4の5回1死二塁で同点の中前適時打。6回2死満塁ではフルカウントから左線へ勝ち越しの走者一掃適時二塁打と打ちまくった。

 「これなら行けると安定した状態で打席に行けている」。11日の楽天戦から打撃練習で一球ごとにカウント、走者を想定する“バーチャルトレ”を続けて好感触を得た。工藤監督も「凄いなーと。三振しない、四球で出る、粘ってヒットでチャンスを広げる」と絶賛した。柳田とのお立ち台では、いつもはクールな中村晃も「こんなに活躍することはなかなかない。いいものを見せられたと思います」と叫び胸を張った。

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2020年7月29日のニュース