阪神 “魔の水曜日”にまたも勝てず 接戦落とし2位浮上逃す

[ 2020年7月29日 21:12 ]

セ・リーグ   阪神1―3ヤクルト ( 2020年7月29日    神宮 )

<ヤ・神>8回2死一、二塁、三振に倒れた近本と選手交代を告げるためにベンチを出る矢野監督(撮影・篠原岳夫)
Photo By スポニチ

 阪神は接戦を落とし、連勝は2でストップ。“魔の水曜日”にまたも勝てず、今季初の2位浮上も逃した。

 20得点した前夜の勢いそのままに、初回1死一、三塁から大山の遊撃への適時内野安打で先制するまでは理想的な展開だった。だがこの日は次の1点が遠い展開。相手先発・原に対して5回までに5四球を選ぶも決定打を欠いた。

 先発のガルシアは3回まで無失点投球も、4回無死二塁から村上に逆転2ランを被弾。この一発が最後まで響いた。6回は相手2番手・梅野を攻めて1死満塁としたが、救援した長谷川の前に近本と糸井がそれぞれ凡退。その裏に登板した能見が塩見にバックスクリーンへの3号ソロを浴び追加点を許した。

 8回にも2死一、二塁の好機をつくるも、近本が清水の前にフルカウントから見逃し三振にたおれるなど最後まであと一本が出なかった。チームは今季ここまで水曜日に0勝3敗1分けだったが、この日も勝つことができず。5回4安打2失点だった先発のガルシアも今季初勝利を挙げることはできず、3敗目。

続きを表示

この記事のフォト

2020年7月29日のニュース