豊田泰光氏告別式に吉田義男氏ら参列 約130人が別れ惜しむ

[ 2016年8月24日 17:35 ]

豊田泰光氏の告別式では棺に西鉄のユニホームがかけられた

 西鉄(現西武)で強打の内野手として活躍し、スポニチの特別編集委員も務めた豊田泰光(とよだ・やすみつ)氏の葬儀・告別式が24日、東京都品川区の桐ケ谷斎場で営まれた。豊田氏は14日に誤嚥(ごえん)性肺炎のため81歳で死去。葬儀には約130人が参列し、故人をしのんだ。

 元阪神監督の吉田義男氏(83)は、同じ1953年(昭28)にプロ入り。ポジションも同じショートだった。「今生の別れのために関西からやって来ました。今日(こんにち)のプロ野球の隆盛を支えた一人。寂しいです」。当時は巨人に広岡達朗氏がおり、リーグは違ったが遊撃手として覇を競い合った。吉田氏は「いろんな思い出が思い浮かびます。当時の西鉄、パ・リーグは強かった」と、同時代に活躍した豊田氏との別れを惜しんだ。

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