マー君 岩隈との投げ合いへ気合十分「いつもと違う感情ある」

[ 2016年8月24日 09:51 ]

4月、試合前の練習を終えて談笑する岩隈(左)と田中

 ヤンキース・田中将大投手は24日(日本時間25日午前4時40分開始)の敵地でのマリナーズ戦で、岩隈久志投手と今季2度目となる先発での投げ合いに臨む。23日(同24日)はキャッチボールやショートダッシュなどで登板前日調整を終えた。

 「こっちで日本人投手が投げ合うのはなかなかないことなので。僕自身も、いつもとはもちろん違う感情はあります」と楽天時代の先輩との対戦へ向け意気込んだ。前回は4月17日に、本拠ヤンキースタジアムで対戦。ともに7回を投げ、3失点の田中が勝利投手となり、4失点の岩隈が敗戦投手になった。大リーグでの日本投手の先発での投げ合いはその時以来で、通算13度目となる。

 自身は現在3連勝中と、好調な状態を維持しての登板となる。「いいものはもちろんいい。でもこれでいいから、というふうにはやってきていない。その中でもっとより良いものを探しながら投げている。それをもう(プロで)10年繰り返してきた」と現状に甘んじることなく、さらなる良化、好投を目指していく。

 練習中にはマリナーズ・青木に駆け寄り、談笑する場面もあった。メジャーでは初対戦となった前回は、3打数1安打で三塁打を打たれた。「前回とは青木さんも僕も状態が違う。青木さんも8月は凄い打っているみたいですし、僕もその時の投球とは違う」とし、好調な青木への警戒を忘れなかった。

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2016年8月24日のニュース