上原、故障後初のブルペン「今季中に復帰できれば」

[ 2016年8月24日 08:21 ]

 米大リーグ、レッドソックスの上原浩治投手が23日、右胸筋痛で故障者リスト(DL)入り後初めて投球練習を行った。この日のレイズ戦の前にキャッチボールと遠投をこなしてからブルペンに入り、スプリットなど変化球も交えながら33球を投じた。

 7月19日のジャイアンツ戦で右胸筋を痛めて以来のマウンド。力のある球にも、本人は「まだこわごわ投げている。故障してしまった以上、仕方がない」と振り返った。これまで太ももの肉離れは何度か経験しているが、右胸筋の負傷は初めて。「まあシーズン中に投げられたらいいな、くらいのつもりでやりたい」と慎重に復帰を目指していくつもりだ。

 投球を見守ったファレル監督は「自分が考えていた以上に力のあるボールだった」と評価した。今後の予定については「とりあえず3度のブルペンを考えている。次回は26日になるだろう」と説明。投球練習で問題がなければ、実戦登板に移る。(共同)

続きを表示

2016年8月24日のニュース