福留、藤川援護の2打点「彼より目立とうと思って頑張りました」

[ 2016年3月27日 18:29 ]

<神・中>お立ち台で福留(左)の左腕を掲げるヘイグ

セ・リーグ 阪神5―4中日

(3月27日 京セラD)
 来月39歳になる阪神の福留が、新戦力に強烈なライバル心をのぞかせた。

 中日戦の初回、2死二塁から「開幕してからここ2日間、高山選手や横田選手にちょっと遅れを取っていたので、何とかしたいという気持ちでした」と中前に意地の先制打を放つと、3回には「うまく打てました」とネイラーの初球を叩いて右翼スタンドへ1号ソロ。「気分いいです」と4打数2安打2打点1四球の活躍を振り返った。

 この日は、かつてライバルとして何度も対戦してきた藤川が復帰後初登板。「彼も緊張していると思ったので、何とか援護点を、と思って」と試合に臨む前の気持ちを明かすと、「欲を言えば、彼より目立とうと思って頑張りました」と笑わせた。

 加えてルーキー高山が、プロ初のマルチ安打をマークした。2回1死一塁では2ボール2ストライクから6球連続ファウルで粘り、最後はネイラーの11球目のカーブを適時三塁打。「1打席目で(カーブに)三振していて頭にあった。待っていたわけではない。反応で打っていて、対応できた」。8回の第5打席では、行きがけの駄賃とばかりに左前打を放った。25日の開幕戦の初打席で初安打を放ち、前日は初打点&V打。勢いは止まらない。

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2016年3月27日のニュース