愛知・東山クラブ　双子バッテリーが活躍　三島弟毎回11Ｋ完封

スポニチ主催文部科学大臣杯第７回全日本少年春季軟式野球大会第１日・１回戦 東山クラブ（愛知）２―０直方第二中（福岡）

（3月26日 草薙総合運動場）
　５会場で１回戦１６試合が行われ、昨年４強の東山クラブ（愛知）が２―０で直方第二中（福岡）を退け、２回戦に進出した。ほか、昨年優勝の門川中（宮崎）、磯辺中（千葉）などが初戦を突破したが、開催地・静岡の４チームは全て初戦で敗退した。２７日は２回戦８試合と準々決勝４試合が行われる。

　東山クラブ（愛知）は双子のバッテリーが本領を発揮した。弟で投手の三島安貴（やすき）、兄で捕手、主将も務める有貴（ゆうき）が力を合わせて毎回の１１奪三振、被安打３の完封劇で初戦突破だ。リードした兄が「きょうの弟は気合が入っていた」と話し、弟は「兄は捕手だけに冷静」と分析。昨年４強に導いた藤川監督は「きょうはロースコアの戦いになると思っていた。バッテリーがよくやってくれた」と三島ツインズの活躍を頼もしそうに見つめていた。