オリ 悪夢連敗…5点先制も内野全員5失策、投手陣8四死球でパー

[ 2016年3月27日 08:14 ]

<西・オ>4回2死満塁、山川の遊ゴロで中島からの送球を捕逸する二塁手・西野

パ・リーグ オリックス5―9西武

(3月26日 西武プリンス)
 前夜の逆転サヨナラ負けから2日連続の悪夢だ。オリックスは初回に5点を先制しながら逆転負け。

 福良監督は「取れるアウトを取れないとこうなる」と肩を落とした。バッテリーを除く内野が全員エラーを記録。03年4月15日の日本ハム戦以来となる5失策で流れを手放した。

 プロ初先発のドラフト2位・近藤大は3回まで1失点に抑えたが「少し肩に違和感があった」と68球で大事を取って降板。次回の登板は白紙となった。さらに誤算は2番手で登場した同9位の赤間だ。4四死球と味方の失策も絡んで4失点と乱れ、「しっかり腕を振り切れなかった」と、うつろな表情で振り返った。

 投手陣は8四死球。これだけ相手を助けてしまっては勝てない。風岡守備走塁コーチは「送球ミスは絶対に防げるミス。もう1回基本に立ち返らないと」。指揮官も「あすもう一度仕切り直し」と切り替えた。昨年、西武プリンスドームで開幕3連敗した悪夢は繰り返したくない。

 ▼オリックス・酒井投手コーチ(初登板の赤間の4失点に)あの場面で使うために期待していたんだが、プロ初登板が勝ち試合だと厳しい。四球を出すような投手ではなかったが、プロの1軍はそんなに甘くない。

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