広島 田中&菊池で鮮やか併殺、流れ変えて勝ち越し呼ぶ

[ 2016年3月27日 20:21 ]

セ・リーグ 広島6―3DeNA

(3月27日 マツダ)
 リーグ随一ともいえる二遊間が広島の勝ち越しを呼び込んだ。

 同点の7回1死一塁で中前に抜けそうな打球を遊撃手の田中が横っ跳びで好捕して二塁へトス。素手でつかんだ菊池はベースを踏むと素早く一塁へ送り、併殺を完成させた。田中が「あそこで(中前に)抜けるのとゲッツーでは違う」と言えば、菊池も「苦しい体勢だったけど投げないと。流れをつくれた」と胸を張る。チームは直後の攻撃で2点を奪い、2連勝を飾った。

 ▼西川(8回にプロ初安打の右中間三塁打)「甘い球を打つことができた。消極的にならないようにと思っていた。直前の守備でゴロを一つさばいて気持ちが楽になった」

 ▼緒方監督(2連勝)「本当に良く守ってくれて、ピンチを未然に防いでくれた。最高の試合展開」

 ▼広島・畝投手コーチ(初勝利のオスカルに)「大胆さを出してくれるし、四球で崩れることがないからこちらも起用しやすい」

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2016年3月27日のニュース