中京大中京 エース上野10K完投!初回5連打で勝負決めた

[ 2015年8月6日 15:35 ]

<岐阜城北・中京大中京>中京大中京の先発・上野

第97回全国高校野球選手権大会1回戦 中京大中京4―1岐阜城北

(8月6日 甲子園)
 中京大中京(愛知)は、最速144キロを誇るエース右腕・上野が6安打1失点、無四球で10三振を奪って完投し、夏の甲子園初戦17連勝で2回戦に駒を進めた。

 上野は初回1死一、二塁から味方の送球エラーで1点を失ったが、その後は直球を主体に危なげない投球。8回にはこの試合初の連打を許して1死一、三塁のピンチを招いたが、直球で詰まらせて投ゴロ併殺打に仕留めた。

 打線は初回、先頭からの5連打で3点を先制した。河田が右中間を破る三塁打で出塁すると、加藤が中前適時打で続いてあっさり1点を先制。中村の右前打で無死一、三塁とすると4番・伊藤が三遊間を破る左前適時打、矢田崎も中前適時打で続き、3―0とリードを広げた。その裏に1点を返されたが、4回には内藤の死球から1死二塁とし、河田が左中間へ適時二塁打。4―1と突き放し、試合の行方を決めた。

 岐阜城北の先発・鷲見は立ち上がりに5連打を浴びて3点を失ったが、その後は立ち直って4失点完投。しかし打線が中京大中京・上野の前に6安打1点に終わり、エースを援護できなかった。

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2015年8月6日のニュース