北海91年ぶり開幕戦白星目指す 鎌仲主将は王氏との“対戦”熱望

[ 2015年8月6日 05:30 ]

リハーサルで行進入場する北海ナイン

第97回全国高校野球選手権大会第1日・1回戦 北海―鹿児島実

(8月6日 甲子園)
 高校野球100年の節目の年。全国最多36度目の出場を誇る北海(南北海道)が、7度目の開幕戦に臨む。6日が18度目の誕生日となる鎌仲主将は「自分たちが主役になれる大会にしたい」と意気込む。

 開幕戦では早実OBのソフトバンク・王貞治球団会長が始球式を務める。1番打者の柿沼は「チームとしてはジャンケンに勝ったら後攻の方がいいのかもしれないですけど、個人的には楽しみ」と打席に立つチャンスを心待ちにした。

 1924年の第10回大会は開催球場を鳴尾から甲子園に移して行われ、北海中(当時)は開幕戦で静岡中(現静岡)に延長12回の末にサヨナラ勝ち。その後、開幕戦は4連敗中だが、89人の部員全員の団結力で、負の歴史に終止符を打つ。「甲子園球場初勝利」を挙げている古豪が、91年ぶりの白星発進を決める。(川島 毅洋)

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2015年8月6日のニュース