能見クールに8勝 省エネ8回2失点「9回まで投げたかった」

[ 2015年8月6日 05:30 ]

<広・神>能見は8回2失点で8勝目を挙げる

セ・リーグ 阪神8-2広島

(8月5日 マツダ)
 うだるような暑さの広島で、阪神・能見が涼しげに快投した。8回を投げて4安打2失点、9奪三振。7回まではわずか2安打で無失点と完封を予感させる内容だった。

 「一人で投げきるのがよかったんですが…。9回まで投げたかった」。それでも投球内容には満足げで「緩急を使えたし、あまり3ボールもなかった。その点がよかったと思う」と振り返った。今季、広島相手に4勝を荒稼ぎ。藤浪に並ぶチームトップの8勝目は、リーグ1位に立つ中日・大野に1差と接近した。

 打っては江越が3安打1打点で今季2度目の猛打賞。新人年での複数回猛打賞は阪神では04年の鳥谷以来で、「球種どうこうじゃなく、来た球を打つという意識でした」と会心の表情だ。高校野球に甲子園を明け渡す「長期ロード」は2戦目で初勝利。ヤクルトを抜いて、2位に浮上した。

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2015年8月6日のニュース