上田西 2年生、1メートル68のエース草海が無四球完封!宮崎日大下す

[ 2015年8月6日 17:51 ]

<上田西・宮崎日大>今大会初完封を飾り、ガッツポーズの上田西・草海

第97回全国高校野球選手権大会1回戦 上田西3―0宮崎日大

(8月6日 甲子園)
 上田西(長野)は2年生で1メートル68の小兵エース草海が無四球完封。宮崎日大を3―0で下し、春夏通じて初の聖地1勝を飾った。

 初回に2点の先制点をもらった草海は、立ち上がりから2年生とは思えぬ落ち着いた投球。伸びのある直球を丁寧にコーナーに配し、打たせて取るピッチングで12個のゴロの山を築いた。7回には連打から1死二、三塁のピンチを招いたが、後続を二飛、空振り三振に仕留めて無失点で切り抜けた。草海は無四球で今大会初の完封勝利。

 打線は初回に4安打で2点先制。6回に1死二、三塁から斎藤の一ゴロの間に三走の草海が生還。貴重な追加点を奪い、勝負の行方を決めた。

 元プロの榊原聡一郎監督(52)が率いる宮崎日大は草海を攻略できず零封負け。榊原監督は広島、ダイエー(現ソフトバンク)で11年間プレー。指導者資格回復者で第1号となる甲子園出場を果たしたが、聖地1勝はならなかった。

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