王さん甲子園始球式 外角低めにナイスボール

[ 2015年8月6日 10:36 ]

全国高校野球選手権大会で始球式を行うソフトバンク・王貞治球団会長

第97回全国高校野球選手権大会

(8月6日 甲子園)
 王貞治ソフトバンク球団会長(75)が6日、大会創設100年を迎える全国高校野球選手権大会の開会式後の始球式に登場。外角低めにノーバウンド投球を決めた。

 王氏は早実1年の1956年夏から4季連続で甲子園に出場。2年春にはエースとして3試合連続完封を果たすなど優勝に貢献した。同年夏は2回戦の寝屋川(大阪)戦で延長11回の末ノーヒットノーランを達成。プロでは巨人で活躍し、現役引退後は巨人、ダイエー(現ソフトバンク)の監督を歴任し、06年WBCでは日本代表を初代王者に導いた。

 高野連によると、プロ野球経験者が春夏の甲子園大会で始球式を務めるのは初めて。竹中雅彦事務局長は「高校野球100年を飾るのにふさわしい人。野球振興に大いに貢献され、この方しかいない」と依頼理由を説明していた。

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