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楽天変えた星野監督 血の入れ替えで競争心&こだわった外国人補強

<オ・楽>6回1死二塁、銀次は中前適時打を放つ

パ・リーグ 楽天2-1オリックス
(8月28日 京セラD)
 前年最下位から就任した11年。楽天・星野監督は2月の沖縄・久米島キャンプで選手の力を見極めた上で、こう言った。「やりがいがある。磨けば光るいい選手がいっぱいおるやないか」。

 指揮官の目に映っていたのが、この日勝ち越し打を放った銀次や枡田ら現在レギュラーに成長した「星野チルドレン」だ。「闘将」のイメージが強く、椅子を蹴り上げる姿は今でも変わらない。ただミスをしても、それが積極的なプレーならとがめることはしなかった。

 3年間、口酸っぱく言い続けたのは「自分がやれることをやれ」の一点。投手なら無駄な四球を出さない、野手なら犠打や走塁など基本的なプレーのことだ。試合中の視点も違う。打球の行方を追うのではなく、他の野手陣のベースカバーを注視。隙のない守り勝つ野球の徹底である。

 阪神監督時代も就任1年目の02年オフに大幅な血の入れ替えを断行し、翌03年の優勝につなげた。楽天でも2年間で山崎(現中日)、岩村(現ヤクルト)ら主力が退団。若手の成長を促す環境は整った。その上で、外国人補強にはこだわった。昨オフには三木谷浩史オーナーと会食し「安物買いの銭失いはやめましょう」と進言。メジャー通算434本塁打のジョーンズ、同61本塁打のマギー獲得につなげた。

 「2年前(就任1年目)と今で(生え抜き選手で)レギュラーなのは嶋ぐらいや」。銀次と枡田に加え、捕手から外野にコンバートした岡島や2年目の島内がレギュラーを奪い、昨年DeNAからトレードで獲得した守備力の高い藤田が二塁に定着している。09年の首位打者・鉄平、昨季盗塁王の聖沢も2軍で調整中。チームは2年前とは完全に変わっている。

 隙のない野球を浸透させ、打線の軸をつくり、競争心を芽生えさせた。星野監督は一からチームをつくり直し、ついにマジックを点灯させた。

[ 2013年8月29日 10:54 ]

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