上原、完璧リリーフで自己最多14セーブ目

[ 2013年8月29日 11:43 ]

オリオールズ戦の9回に登板し1回を無安打無失点で14セーブ目を挙げ、サルタラマッキア捕手(左)と喜ぶレッドソックス・上原

ア・リーグ レッドソックス4―3オリオールズ

(8月28日 ボストン)
 レッドソックスの上原は28日(日本時間29日)、ボストンでのオリオールズ戦で4―3の9回に3番手で登板し、1回を無安打無失点、1三振で14セーブ目を挙げた。防御率は1・22。チームは4―3で勝った。

 上原がメジャー自己最多のシーズン14セーブ目を挙げた。最後の打者を右飛に仕留め、「失投だなと思ったんで、アウトになって良かった」と胸をなで下ろした。

 8回に味方が勝ち越すと、大声援に送り出されてマウンドへ。「この球場は(狭いので)誰にでも一発はある」と、得意の落ちる変化球を次々と繰り出した。「ちょっと肘が下がっているのかなと思った」と調子はいまひとつだったが、きっちりと三者凡退に抑えた。

 シーズン途中から抑えを任され、オリオールズ時代の2010年にマークした13セーブを上回った。それでも満足することなく「(優勝のために)1個ずつ勝つだけです」と先を見据えた。(共同)

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2013年8月29日のニュース