松坂 5回途中6四死球4失点…制球苦しみ、また初勝利お預け

[ 2013年8月29日 10:17 ]

フィリーズ戦の5回途中、降板するメッツ・松坂。左はコリンズ監督

ナ・リーグ メッツ2―6フィリーズ

(8月28日 ニューヨーク)
 メッツの松坂は28日(日本時間29日)、ニューヨークでのフィリーズ戦で今季2度目の先発を果たしたが、4回1/3で110球を投げて6安打4失点、6四死球5三振で今季2敗目を喫した。防御率は8・68。チームは2―6で敗れた。

 松坂は初回、四球で出した走者を二塁まで進めたが4番ルイスを外角低めの直球で見逃し三振に斬って無失点。2回も2四球と味方失策で1死満塁のピンチを招いたが9番ハメルズをツーシームで空振り三振、バーナディナは直球で追い込んでからスライダーで見逃し三振に抑えてこの回も0点でしのいだ。

 3回には2本の安打と死球で再び1死満塁としたが、直球で6番アッシュを空振り三振、続くメイベリーも打ち取ってピンチ脱出。しかし味方が1点を先制した直後の4回、2死二塁から適時二塁打を打たれて同点に追いつかれる。5回には1死から4、5番の連打と四球で満塁とし、7番メイベリーに押し出し死球を与えて勝ち越された場面で降板した。2番手カーソンも適時打を浴びて走者2人が生還し、メッツは1―4と3点のビハインド。松坂の昨年8月27日ロイヤルズ戦以来となる白星はお預けとなった。

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