“らしく”大台到達!“苦手”ナックル右腕から節目のイチ打

[ 2013年8月22日 08:53 ]

ブルージェイズ戦の1回、左前打を放ち日米通算4000安打を達成、ヘルメットを取って観客に応えるヤンキースのイチロー

ア・リーグ ヤンキース4―2ブルージェイズ

(8月21日 ニューヨーク)
 大台に到達する一打はイチローらしいバッティングだった。ブルージェイズの先発は昨シーズンのサイ・ヤング賞右腕ディッキー。ナックルボールを得意とし、イチローも通算13打数2安打の打率1割5分4厘と“苦手”としていた。

 初回の第1打席、初球の低めに沈むボールを見逃した後、2球目は空振り。そして1ボール1ストライクからの3球目、外角のナックルボールを流し打って三遊間を破った。

 その瞬間、球場は大歓声に包まれ、一塁側ベンチからヤンキースナインが飛び出してイチローの快挙を祝福。イチローもヘルメットを脱いで応え、感謝の気持ちを表していた。

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