前橋育英、初出場初優勝!高橋光3失点完投で頂点へ

[ 2013年8月22日 14:12 ]

<延岡学園・前橋育英>優勝の瞬間、喜びを爆発させる前橋育英ナイン
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 第95回全国高校野球選手権大会は22日、兵庫県西宮市の甲子園球場で決勝が行われ、前橋育英(群馬)が延岡学園(宮崎)を4―3で下し、初出場初優勝の快挙を成し遂げた。群馬県勢の優勝は第81回大会(1999年)の桐生第一以来2度目。

 前橋育英の2年生エース高橋光、延岡学園は準決勝で花巻東(岩手)を完封した左腕の横瀬が先発。高橋光が3回まで1死球のみのノーヒットに抑えれば、横瀬は走者出しながらも無失点で切り抜け、序盤は投手戦の様相。

 試合が動いたのは4回だった。延岡学園は坂元のチーム初安打を足場に2死満塁とし、薄田の三塁内野安打と失策で2点を先取、さらに横瀬の右前適時打で3―0とリードを広げた。しかし、直後の5回表に前橋育英は田村のソロ本塁打で1点を返し、連続敵失で1死一、三塁のチャンスをつかみ、高橋知のスクイズ、2死一、二塁から小川の右前適時打で同点に追い付いた。

 前橋育英は7回、先頭の3番・土谷が右翼線三塁打で出塁し、続く荒井の左前適時打で勝ち越した。準決勝まで5試合41回で自責点0だった高橋光は4回に今大会初の自責点を喫したものの、6安打3失点完投で初出場のチームを頂点へと導いた。

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