緊張感漂う森脇新監督 理想の野球は「昨年のソフトバンク」

[ 2012年10月8日 21:06 ]

記者会見で抱負を語るオリックスの森脇浩司新監督

 オリックスの森脇新監督は初の監督就任で、緊張気味に意気込んだ。

 ――心境は。

 「大きな責任を感じている。全身全霊を傾けて使命感を持って勇猛果敢に臨んでいく」

 ――ソフトバンクの王前監督の下でコーチ経験を積んだ。

 「貴重な経験をさせてもらった。人に仕えること、人に報いることを教わった」

 ――理想の監督像は。

 「(プロ入り時の近鉄監督の)西本(幸雄)さん。キャンプで話してくれた言葉が響いた」

 ――理想の野球は。

 「昨年のソフトバンク。野球の原点はバッテリーを含めた守り」

 ――今季から来季へ。

 「屈辱的なシーズン。それぞれがスキル、フィジカル、メンタルを十パーセント前後アップするのが戦う条件」

 ――選手にひと言。

 「昨年、一昨年の成績は尊いが、プロはきょう何ができるかが問われる。小久保(ソフトバンク)稲葉(日本ハム)宮本(ヤクルト)をリーダーとしているチームは機能しやすい。オリックスに必要なのは一人の主将より、みんなが主将という意識」

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