阿部 監督判断で欠場も2冠決定的!古田超え捕手最高打率

[ 2012年10月8日 06:00 ]

<巨・D>延長10回無死、左越えにサヨナラ本塁打を放った矢野(左)を手荒い祝福で迎える巨人・阿部

セ・リーグ 巨人2―1DeNA

(10月7日 東京D)
 最終戦を欠場した巨人・阿部は、捕手史上最高打率でレギュラーシーズンを終えた。打率・3404で、91年のヤクルト・古田の・3398を6毛差上回った。1打席でも凡退していれば下回るため、原監督の判断で休養。「配慮していただき感謝しています。(自分でも)頑張ったんじゃないかなと思う」と話した。

 本塁打はトップのヤクルト・バレンティンに4本及ばなかったが、104打点で打点王と首位打者の2冠は決定的で、シーズンMVPも有力視される。これまで打撃タイトルと縁がなかったが、12年目で自己最高のシーズンとなった。「本来ならプレーしたかったろうが、私が判断した。球団の歴史であり、慎之助の大きな歴史の中で、1打席で壊すようなことはできなかった」と原監督。捕手史上最高の打撃で、次は3年ぶりの日本一へけん引する。

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2012年10月8日のニュース