マエケン8回0封 同級生対決に勝利「うれしかったし楽しかった」

[ 2012年6月2日 17:19 ]

交流戦 広島4―3楽天

(6月2日 Kスタ宮城)
 広島・前田健が8回で7安打を許しながらも要所を締めて無失点に抑え、今季5勝目。「うれしかったし、楽しかった」という楽天・塩見との“同級生対決”に投げ勝って、チームを3連勝に導いた。

 前田健は4回には中村、テレーロに連打を浴びて2死満塁のピンチとなったが、小山桂をスライダーで見逃し三振斬り。味方が2点のリードを奪った直後の8回には2死二、三塁と一打同点の場面を迎えたが、ここもテレーロをスライダーで見逃し三振に抑えた。

 打線は7回まで塩見の前に散発3安打に封じられていたが、0―0の8回1死二塁、梵の左前適時二塁打で先制。さらに代打・東出の中前適時打でこの回2点を挙げると、9回にも2点を追加し、ダメを押した。

 楽天は9回、2番手ミコライオを攻め立てて1点差に詰め寄ったが届かず、3連敗を喫した。

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2012年6月2日のニュース