「カニが好きなんだ」マートン 北海道グルメでリフレッシュ

[ 2012年6月2日 11:21 ]

北海道に到着し、笑顔でバスに乗り込むマートン

 阪神のマット・マートン外野手(30)が1日、大好物のカニを食べてさらなるパワーアップを誓った。

 「札幌? ステキな街だよね。ボクはカニが好きなんだ」

 この日は甲子園の全体練習後、空路・北海道へ移動。遠征中には札幌市内のお気に入り店に足を運ぶのが待ち遠しい様子で「毛ガニも食べたんだけど、タラバガニが好物なんだ」と海の幸に舌鼓を打つことも一つの楽しみにしている。

 好調なM砲ゆえ、リフレッシュが力に変わるはずだ。5月20日の楽天戦後(甲子園)で2割を切った打率は、以降の8試合で・245まで急上昇。同23日のオリックス戦(京セラドーム)から7試合連続安打と状態を上げてきた。

 「いい野球をするためにはメンタルが大事。結果は大事だけど、結果を追い求めすぎないようにしたい。今は自分でコントロールできることにベストを尽くすだけだよ」

 一時は昨季とは違うストライクゾーンの判定にフラストレーションをためた。だが、自分に「いいスイングでアウトになっても仕方ないこと」と割り切ることができた。与えられた環境でやるべきことを明確に整理したことが好結果を生んだ。

 「札幌ドーム? 球場によって何かを変えることはないから、いつもどおりでやるよ」

 たっぷりとカニを食べて英気を養った後は、北海道の“ハム”も平らげてみせる。

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2012年6月2日のニュース