「サンデー釜田」だ！スター候補は中６日で大事に起用

５月２７日のヤクルト戦でプロ初勝利を挙げた楽天の釜田

　「サンデー釜田」で売り出す。５月２７日のヤクルト戦（神宮）でプロ初勝利を挙げた楽天のドラフト２位右腕・釜田が、日曜日を中心に登板していくことが決まった。初登板となった５月２０日の阪神戦（甲子園）から過去２試合はいずれも日曜日。星野監督は将来性のある１８歳について「怖いのは故障。大事に使っていきたい」と話しており、日程的に余裕がある交流戦期間も中６日で起用していく方針で、次回は３日の広島戦（Ｋスタ宮城）に先発する予定だ。

　この日、Ｋスタ宮城で練習を終えた釜田は「いつも日曜日ですね。お客さんが多い方がうれしい」と笑った。今後も日曜日の登板が続けば１７日には本拠地での巨人戦に登板することになる。「巨人は野球ゲームで使っていた選手ばかり。（交流戦中に）対戦できるかもしれないですね。頑張ります」と意気込んだ。

　チームは前カードの巨人２連戦（３０、３１日、東京ドーム）こそ連敗したが、エースの田中、松井、嶋ら主力がほぼ不在だった５月を１４勝９敗で乗り切り、貯金２で３位。若手が台頭しているチームの象徴でもある１８歳が「サンデー釜田」としてチームに貢献する。