好捕にマルチ安打 松井活躍で連敗ストップ

[ 2011年6月26日 11:03 ]

フィリーズ戦の2回、ハメルズの飛球を好捕するアスレチックス・松井

アスレチックス4―1フィリーズ

 アスレチックスの松井秀喜外野手は25日、フィラデルフィアでのフィリーズ戦に「4番・左翼」で出場し、5打数2安打だった。内容は二ゴロ、左前打、二ゴロ、左前打、見逃し三振で打率は2割2分6厘で、5試合ぶりのマルチ安打となった。チームは4―1で勝ち、連敗を3で止めた。

 松井がチームの連敗を止める原動力となった。出場5試合ぶりとなる2安打でリーグ屈指の左腕ハメルズの攻略に貢献。1―1の4回1死一塁で低めのカットボールを左前打して好機を広げると、後続が続き、勝ち越し点が入った。8回にも速球を詰まりながら左前打し「チェンジアップがいいからコンパクトに打ちにいった結果」とうなずいた。

 左翼の守備でも2回に前進守備からハメルズの頭上を越えようかという飛球を背走しながら捕球。メルビン監督代行は「状態がいい」と話し、休養させる予定だった26日のデーゲームにも出場させることを決めた。(共同)

続きを表示

この記事のフォト

2011年6月26日のニュース