2安打2打点 主将の意地見せた小久保「3連敗だけは…」

[ 2011年6月26日 17:25 ]

1回ソフトバンク1死一、二塁、小久保が左前に先制打を放つ

パ・リーグ ソフトバンク5―2日本ハム

(6月26日 ヤフーD)
 ソフトバンクの主将・小久保のバットがチームを連敗脱出に導いた。負ければ日本ハムに首位タイに並ばれる一戦。1回裏1死一、二塁の場面で「初球から行こうという気持ちで」打席に入った主将は狙い通りに1球目を左前先制タイムリー。秋山監督も「あれが大きかった」と絶賛する一打でチームを勢いづけた。

 続く2回も2死三塁の場面でチーム5点目となる、レフトオーバーのヒットで試合を決定づけ、4打数2安打2打点の活躍でチームの勝利、単独首位キープに貢献。先発の摂津とともにお立ち台に上がった小久保は「3連敗だけはどうしても…という気持ちでいました」と笑顔を見せ、東日本大震災以来初となる仙台遠征へ向け「被災地をしっかりと見て、できることをみなさんに伝えていきたい」と主将としての使命感を口にした。

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2011年6月26日のニュース