好投も代打送られ降板「黒田が怒っているのは分かっている」

[ 2011年6月26日 08:35 ]

エンゼルス戦に先発し、5回を3安打2失点で9敗目を喫したドジャース・黒田

ドジャース1―6エンゼルス

 ドジャースの黒田博樹投手は25日、ロサンゼルスでのエンゼルス戦に先発して5回を3安打2失点と好投していたが代打を送られて降板。チームが1―6で敗れ、9敗目(5勝)を喫した。

 好投しながら74球で降板。黒田は「4、5日かけて調整して登板に挑んでいるので、悔しい部分もある。言いたいことはいっぱいあるけど、我慢するしかない」と言葉をのみ込んだ。

 0―2の5回に1点を返し、なおも1死満塁の場面で代打を送られた。得点機を逃したくないとの思いがマッティングリー監督に早めの代打策を選択させた。結果として代打は失敗に終わり「黒田が怒っているのは分かっている」と指揮官。黒田は「展開的にもあそこからしっかり試合をつくっていけばチームが勝てるチャンスもあったと思うし、自分の状態も悪くなかった。でも監督が決めることなので仕方ない」と淡々。自身の連敗は6となったが「今回の経験がプラスになればいい」と前向きに話していた。(共同)

続きを表示

2011年6月26日のニュース