「熊代が頑張っているので…」後藤 ルーキー気遣う同点打

[ 2011年6月26日 14:30 ]

パ・リーグ 西武5―4楽天

(6月26日 西武D)
 15日ぶりにスタメン出場の西武DH後藤が貴重な同点打をを放った。0―2の3回裏、1点を返した後の1死一、三塁から川井の変化球を中前にはじき返して栗山をホームに迎え入れた。

 「(打ったのは)チェンジアップです」と振り返り、「熊代が頑張っているので、ミスを取り返してやりたかった」と相手に2点目を許すタイムリーエラーを犯したチームメートを気遣う心優しさも見せた。
 
 横浜高時代は松坂(レッドソックス)や小池(中日)らと甲子園で春夏連覇を達成し、法大2年の春季リーグ戦で三冠王を獲得するなど、輝かしい球歴を持つ男も昨年はプロ入り以来最大のスランプに陥り、わずか16試合の出場にとどまった。

 今季に復活をかけるベテランがチームの勝利に貢献した。

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2011年6月26日のニュース