被災地の光星学院敗れる…仲井監督「忘れられない大会に」

[ 2011年3月29日 18:24 ]

 第83回選抜高校野球大会は29日、兵庫県西宮市の甲子園球場で2回戦が行われ、第3試合で東日本大震災の被災地にある光星学院(青森)が智弁和歌山に2―3で敗れた。光星学院高は0―1の5回に川上竜平主将の適時打で2―1と逆転したが、直後に追い付かれ、8回に勝ち越しを許した。これで被災した東北地方の3校はすべて敗退した。

 光星学院の仲井宗基監督(40)は「選手たちはよく頑張った。私にとっても忘れられない大会になると思う」と振り返った。

 光星学院は大会に向けた合宿を行っていた沖縄から地元に戻れず、13日に直接大阪入り。ともに被災地の学校同士の対戦となった25日の1回戦では、水城高(茨城)を10―0で下していた。

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2011年3月29日のニュース