ヤクルト要請に六大学「国難であり関係ない、と言える事態ではない」

[ 2011年3月29日 15:39 ]

 ヤクルトの鈴木正球団社長は29日、東京都内で東京六大学、東都大学など神宮球場を共用する野球連盟と会談し、4月中のナイター自粛に伴うプロ野球のデーゲーム開催への協力を求めた。東京六大学連盟の内藤雅之事務局長は「お互い窮屈になるかもしれないが、最良の方法を探したい」と理解を示した。

 鈴木社長は「ご検討していただける、という大変ありがたい言葉をいただいた」と前向きな感触を口にした。東都連盟は30日に、東京六大学連盟は4月4日に開く理事会で具体的な対処策を検討する。内藤事務局長は「国難であり、東京六大学が優先でそんなこと(ヤクルトの協力要請)は関係ない、と言える事態ではない」と話した。

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2011年3月29日のニュース