明豊・今宮 154キロも春の雪辱ならず惜敗

[ 2009年8月22日 06:00 ]

<明豊・花巻東>涙のナインと対照的に校歌が終わると笑顔であいさつに向かう明豊・今宮

 【明豊(大分)6―7花巻東(岩手)】明豊は今春センバツ2回戦で完敗を喫した花巻東に雪辱を果たせず、今宮は「勝負師として2度の負けは駄目なこと」と肩を落とした。4回途中に4失点で1度はマウンドを降りたが、同点にされた直後の9回1死三塁から再登板し、自己最速の154キロを2度マークするなど直球勝負で後続を連続三振に仕留めた。しかし延長10回に勝ち越し点を許し、「抑えなければいけない場面で打たれてしまった。僕が抑えていれば勝機はあった。この経験を今後の野球人生に生かしたい」。それでも、今秋ドラフト候補生してのプライドからか、最後までその目に涙はなかった。

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2009年8月22日のニュース