立正大淞南 ベンチ入り13人…崎田力投実らず

[ 2009年8月22日 06:00 ]

<日本文理・立正大淞南>ベンチ入り13人のメンバーで健闘もガックリの立正大淞南ナイン

 【立正大淞南(島根)3―11日本文理(新潟)】新型インフルエンザ禍に苦しみながらもベスト8進出を果たした立正大淞南がついに力尽きた。19日の3回戦では感染した伊地智、飯島、中尾の3選手と発熱の山脇が欠場し、この日は症状が回復した山脇が復帰したが、主将の林田の感染が新たに分かり、塚田も発熱を訴えたため、ベンチ入りは13人にまで減った。それでも中盤まで互角の勝負を繰り広げた。ただ控え投手が全員ベンチから外れていたことで、太田監督は「本来なら6回に1点を勝ち越した直後から継投だが…」と先発・崎田の続投しか選択肢は残されていなかった。チームメートの相次ぐ戦線離脱で、ナインは「夜、寝るのが怖い」と話すなど、感染への恐怖で心身ともに限界だった。主将代行を務めた成田は「試合に出られなくて負けた選手の方が悔しいと思う」と涙をぬぐった。

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2009年8月22日のニュース