イチロー 元同僚討ちで11戦連続安打

[ 2009年8月22日 06:00 ]

 【マリナーズ6―7タイガース】マリナーズ・イチローが元同僚から初回に二塁打を放ち連続試合安打を11に。1安打で連続マルチは5試合で止まったものの、米2000安打に13本、9年連続200安打まで18本と一歩前進した。相手先発は7月にマ軍から移籍した左腕ワシュバーン。カウント2―1からの外角高め直球にバットを合わせ、ライナーで左中間を破った。後続の犠飛で先制のホームイン。だがその後は安打が出ず、試合はカード2度目となる逆転負けを食らった。ワカマツ監督は「終盤までリードできているのはいいが、最後を締めないと」と嘆き、イチローは言葉を残さず球場を後にした。(浮田圭一郎通信員)

 ≪城島 「風」で6号ソロ≫4回に左越えの6号ソロを放った城島は「風。そのひと言に尽きます。打った瞬間は無理だと思った」。ワシュバーンのカーブをとらえ、高く上がった打球が左翼席前列に飛び込んだ。だが守備では9回に制球の乱れたアーズマを立ち直らせることができず、逆転サヨナラ負け。先頭に四球を出すなど今季4度目のセーブ失敗に「ストライクが入る雰囲気じゃなかった」と苦い表情だった。

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2009年8月22日のニュース